『19歳の焼酎プロジェクト』~仕込み編~
おはようございます!
南国鹿児島も寒い!!朝はフロントガラスが凍ってます・・・
さて、先日の『19歳の焼酎プロジェクト』~芋掘り編~に引き続き“仕込み編”をお送りいたします!
前日にみんなで掘り起こしたサツマイモ(黄金千貫)を小牧醸造さんへ運び込みました。
まずは屋外の水槽で泥を落とし、写真にあるようにブラッシングされます。
新成人のメンバーはプロの芋切りのおばちゃん達による指導のもと原料を処理していきます。
芋の両端のヘタを切り、傷んだ部分をそぎ落とします。
大きすぎる芋は適度な大きさに切り分けます。
十分きれいな芋ですが、ここでもう一回一つずつブラシで洗います。
これがかなり辛い作業なんです。
さつま町内のホテルレストランの方も参加いただきました。
毎年芋掘りにもご参加くださいます!
蒸し上がった芋です。
蔵子さんも納得の蒸し上がり。
蔵の方が仕込みの無い時期に芋を植え、仕込みが始まってからも合間に草取りをし汗を流してきました。
収穫を地域のみんなで楽しめて幸せな気持ちと感謝で一杯です!
ありがとうございます。
続いて蒸し上がった芋を一次醪(酒母)と混ぜる二次仕込みをお手伝い。
櫂(混ぜる木の棒)入れの様子。
最初は軽いのですが、砕かれた芋が増えてくると粘度が多くなって重くなってきます。
ここでしっかり混ぜ合わせないと発酵も進みません。
テレビでもよく見る光景ですが、結構な重労働。
その後は蔵を一通り見学。
焼酎が出来るまでの工程に聞き入っていました。
畑で芋収穫し、蔵で人の手によって育まれている焼酎造りを体感し何かを感じてくれたことでしょう。
自分自身も親父がなくなり店を継ぐ為さつま町に帰ってきて初めて気づきました。
故郷を想う気持ち。
人との繋がり。
出会いの大切さ。
お酒を通して人と繋がり、商いを通してお酒を伝える。
これからも酒屋として、「人と人を繋げる」「笑顔と笑顔を繋げる」活動を続けていきたいと思っております。
今回、ご協力してくださった方々、本当にありがとうございました。
『19歳の焼酎プロジェクト』で出来上がった焼酎は年が明けた成人式にて披露されます。
また、来年の収穫のために今回参加してくれた新成人のメンバーが後輩のために芋の苗付けをしてくれます。
想いは巡ります。