さつま町の芋焼酎造りが始まりました!
おはようございます!
雨が降ったり止んだり、蒸し暑い薩摩地方。
先日も書きましたが、さつま町の焼酎蔵も今期の造りが始まりました。
今日はご近所で幼馴染の蔵、小牧蒸溜所さんが最初の二次仕込が始まるという事で行って参りました(車で1分弱の距離) (^O^)/
雨上がりの晴れ間がキレイですヽ(^o^)丿
店の近所に蒸溜所があるって幸せ・・・。
米を洗うゴリさん! 仕込みが始まり引き締まった表情!
麹とお米を蒸した香りが蔵中に漂ってます。
南薩摩から届いた紅さつま芋。
今年一発目の仕込みは紅小牧から!
昨年デザイン、中身とリニューアルし快進撃を続けているようです(゚д゚)!
手慣れた芋切り職人さん方が手早く蔕を切り、傷んだ個所を切り落とし、大きな芋は適度な大きさに切り分けます。
また、芋洗い機で一度洗ってはありますが、芋の溝などにまだ泥はついております。一つ一つ丁寧にブラシで磨きます。
毎日何トンもの芋を手作業で処理していきます。ものすごい重労働。
一次の酒母。紅小牧に使用する黒麹の一次モロミになります。
ここに原料処理した芋を蒸したものを混ぜて二次仕込。
蔵の皆さんが育むように微生物の発酵を見守ります。
麹菌と酵母菌が働いている甕壺と、モロミ混ぜて攪拌する櫂棒。
この櫂棒は↓の写真のように蔵子さんが仕込み前に自分達で作ります。
芋を切るまな板や、甕の蓋など、自分達で出来ることは自分達でされてます!
農家さん方が大切に育ててくれるお芋さん。
そのお芋さんを手造りの蔵元さんは丁寧に、大事に、我が子のように美味しい焼酎へと育ててくれます。
我々は、一本のお酒のラベルの向こう側に広がる多くの人達の結晶をいただいてます。
想いを馳せますと、一升瓶1本2000~3000円なんて安くも感じます。
想いを馳せますと、より一層美味しくなります。
我々酒屋も、少しでもこの背景に広がる物語も一緒にお届けできるよう努めて参ります。
焼酎造り始まりました。
見学されたい方はワタクシでもよろしいですので、お声かけ下さいませ。
水たまりに映る蔵もいいですね( ̄▽ ̄)