YAMADAICHI 山大一 HO・HO・HO 43度 700ml 大山甚七商店

勢いの止まらない大山甚七商店さん。その快進撃の裏側には“人の熱”があります。
先月、大山陽平社長ら3名がまさに疾風の如くご来店。
宮ヶ浜 MIYAGAHAMA Aromaが誕生するまでのストーリー、そして酒質のクオリティを上げるために休売になる旨をご説明くださいました。そして終わり際にご提案下さった商品が、このYAMADAICHI 山大一 HO・HO・HO。
その瞬間、迷わず予約させていただきました。

思えば、大山さんとお取引き前に初めてお会いしたのも、陽平社長が疾風の如く現れ。2度目の来店では松木杜氏と共にさつま町で杯を交わす機会までいただき、そのスピード感こそが今の躍進を象徴しているようにも感じます。

大山甚七商店の“挑戦”は2018年、オレンジ芋の試験醸造から始まりました。
誕生したのは【玉茜】と【あやこまち】。
その後に採用されたのは【玉茜】。宮ヶ浜MIYAGAHAMA  Aroma、山大一玉茜が生まれましたが、もう一つの【あやこまち】の物語がここで動き出します。

今回入荷したHO・HO・HOは、その極少量の【あやこまち】プロトタイプ原酒を銅製スチルで再蒸留し、度数65.9%まで濃縮。
そこからホワイトオーク新樽で44ヶ月熟成。樽に詰めたのは、わずか “2樽”。
この数字だけでも、どれほど特別なお酒かは語るまでもありません。

生産量の極端な少なさから、全国でも山大一特約店 13店のみでの限定販売。
8月に話題をさらったMIYAGAHAMA Aroma Bourbon Cask Finishは将来また会える可能性がありますが、今回のHO・HO・HOは再現不可。酒質そのものが唯一無二で、今季限りの本当に貴重な一本です。

松木義忠杜氏を筆頭に造り手さん方の情熱を持って醸された特別な味わい…ぜひじっくりとお楽しみくだけましたら幸いです。

※ちなみに銘柄名のHOHOHOはサンタクロースの笑い声なんだそう…遊び心満載です。