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渡邊酒造場さんへ行ってきました!

おはようございます!

本日も晴天なり。

先日は朝一で宮崎県は田野町にあります渡邊酒造場さんへ行って参りました!

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アルコール分20度が主流で優しい酒質が多い宮崎県において、25度でどっしりとした旨味たっぷりの焼酎を醸されています。

宮崎県の焼酎は今まで扱っておりませんでしたが、渡邊さんの熱意にうたれ共感し、お取引することになりました

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宮崎県田野町の中心部に蔵はありました。

農業が盛んで、漬物用の大根と焼酎用のサツマイモ栽培が主な産物。

さつま町とどこか似た空気も感じるゆったりとした時間が流れる町でした。

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渡邊さんと言えば8割強が自社栽培芋!

手造りのワイン農家では当り前ですが焼酎蔵では珍しいです。

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掘り出された芋はある程度畑で土を落とされます。

また、小さすぎる芋や傷んだ芋もこの時点で除かれます。

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そしてダブルチェック。

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渡邊幸一郎社長の弟 潤也さんも加わります。

農業と焼酎仕込みが一体になることで意識が高くなり、良い芋が蔵にやってきます。

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よって傷んだ芋も少ないですのいで除く芋は少なくなります。芋切場は今まで見た焼酎蔵で一番小さかったように思います。

また、芋についた土は洗い落としますが、落としすぎないようにしているそうです。それは芋の皮が削げてしまい皮と実の間の栄養が損なわないようにすること。もう一つは土のミネラル源を生かすこと。

農業と仕込みまで自分たちの見える範囲でしているからこそ出来る、生まれる自信ですね。

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一次仕込みです。

ここでは夜も蔵に寝泊まりし温度管理を徹底し手を掛け育みます。

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こちらは芋をかけた二次仕込み。

一次とは逆に自然に任せるそうです。

甘い個性あるコクを出すために発酵温度は他の蔵に比べかなり高めです。

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そして面白かったのがこの蒸留器。

醪が熱せられ蒸気が冷却槽へ通る管を「わたり」と言い、味わいに大きな変化が生まれるのもこの「わたり」部分といわれています。

その「わたり」三本あるのは初めて見ました。

蒸留の時間での変化、アルコール度数の変化で、どの「わたり」を通すか渡邊幸一郎社長が伝承の技で操ります。

旨味、香味成分を三本の「わたり」でコントロールすのです。

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蒸留で生まれる蒸留カスは蔵の裏手にある自社のプラントにて廃液処理され、飼料などに再利用されます。

渡邊さん兄弟の端正でスマートな見た目の印象とは真逆の土の香りのする蔵。

蔵の全員が目が行き届く焼酎造り。

焼酎の裏ラベルにある「芋の歳時記の中で、家族で醸す」

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その通りのどこか優しい気持ちになる渡邊酒造場さんでした。

この蔵で生まれる焼酎の詳細は、トップ画面から渡邊酒造場さんをご参照ください!

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